科学技術振興機構(JST)とNEDOの大学発ベンチャー表彰2019にコータックが採択されました。小川 恭弘(昭和52年卒)

2019年8月7日

標記の件、小川恭弘先生よりご連絡頂きました。以下お知らせ致します。

【企業名】
 株式会社KORTUC
【代表者氏名】
 松田 和之(代表取締役)
【支援大学】
 高知大学 名誉教授 小川 恭弘
【支援企業】
 The Royal Marsden Hospital Professor John Yarnold
【事業内容】
 放射線によるがん治療の効果を安全に高める増感剤(KORTUC)の臨床開発および製品開発を行う。
【会社概要】
 高知大学名誉教授小川恭弘博士が発明した放射線増感剤KORTUCの実用化を目指す。KORTUCは世界のがん患者の6割が受ける放射線治療が抱える基本問題を初めて解決しうる、安全で有効で低コストの増感剤である。実用化すれば、低所得諸国を含む世界にとって福音となる。現在、局所進行乳がんを対象とした臨床試験が英国で順調に進行、安全性と効果は確認済み。今年開始される第Ⅱ相試験を経て欧州で承認申請に進む予定。
【大学による支援内容】
 小川恭弘博士が高知大学在籍中に放射線増感剤KORTUCを発明され、その後臨床研究を積み上げ論文発表を続けてこられた。さらに他大学等での臨床研究の広がりも支援されてきた。そして、当社はその成果である特許の独占ライセンス権等を受けている。
【企業による支援内容】
 欧州随一のがん研究機関としてKORTUCの医薬品承認を目指した臨床試験を実施頂いている。さらに、米国やアジアでの臨床開発に関して、パートナーとなる大学病院等を紹介頂き、世界がん撲滅というミッションの元で本試験に取り組んで頂いている。
【受賞理由】
 すでに国内複数の施設で多数の治療効果をあげるとともに、英国のがん研究機関との連携により臨床試験を進め、日本発のがん治療法の世界への展開にむけ着実に進展している点が高く評価された。がんに対する放射線治療の効果を安全かつ低コストで高める技術であり、対象市場が大きく、乳がんのみならず、様々ながん種に展開する可能性があることから、今後大きく成長することが期待される。

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<<小川恭弘先生より>>
KORTUC(コータック)につきましては、最近、光文社から出版致しました「免疫療法を超えるがん治療革命 増感放射線療法コータックの威力」という本で詳しく紹介しております。本はアマゾンやセブンネット、全国の書店でご購入できます。神戸大学の各図書館にも寄贈しておりますので、ぜひご高覧戴ければと存じます。何卒宜しくお願い致します。

※「免疫療法を超えるがん治療革命 増感放射線療法コータックの威力」につきましては神緑会ホームページで6月13日にご紹介記事を掲載させて頂きました。(以下クリックで記事を表示)

●6月13日「免疫療法を超えるがん治療革命 増感放射線療法コータックの威力」へ

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